——————————————————————————————————— 7.The Dodos : No Color
The Dodosの4枚目となるアルバム。前回トリオだったのにまた2人に戻ってる。(ライヴではWomenのChris Riemerがサポート)が、力強さは増すばかりでギターとドラムの絡みがとにかく凄い。パワプルでキレもあってここまで来るともう、阿吽の呼吸と言うのだろうなと思う。高ぶる曲もあればしっとり滑らかな曲もぐっと引き込まれます。アルバムではヴォーカルにNeko Caseも参加していてさらに華やかな印象もプラスされている。にしてもカナダのバンドと接点多い気がするのは偶然なんでしょうか。
毎年ハイペースでリリースし続けてるのに内容濃いし、個人的にいつもはずれが無いThee Oh Sees。今年リリースしたもう片方のアルバム「Castlemania」の方も凝ってて凄く好きなのですが、こっちはまた雰囲気が違ってキャッチー&ヘビィ。Lars Finbergが加入してドラマーが増えるという新たな試みも(曲によってはギター)効果抜群に決まってます。音により厚みが加わって、#4 Chem-Farmerの様な曲もインストなのにツインドラムならではのタイトさと緊張感がなんともカッコいい。というか全曲カッコいい。 Thee Oh Sees - The Dream by Audiopleasures ———————————————————————————————————
1. Chad VanGaalen : Diaper Island カルガリーのSSWまたはプロデューサー・アニメーターとマルチに活躍するChad VanGaalen。アルバム序盤のゆったりとした展開もほっこり良いのですが、中盤あたりから突然何かが歪んでるサイケ・フォーク感が炸裂していて最高です。4枚目の今作は若干さっぱりしているので好みは分かれると思いますが、(もちろん過去3作も好きです。)アルバム全体の流れが断固一番好きなアルバムです。よくよく聴いてるとふっと違う次元に行ってしまいそうになります。ジャケやビデオも毎回当然のごとく自作なのも凄い。